セラギネラ・エリスロプスルビーレッド

Posted by チュン助 on 2024年11月4日
セラギネラ・エリスロプスルビーレッド

セラギネラ・エリスロプス・ルビーレッドとは・・・

セラギネラ・エリスロプス ルビーレッド (Selaginella erythropus ‘Ruby Red’)は、シダの仲間であるセラギネラ属の植物で、特にその美しい赤い葉裏と、緑色の葉が特徴的です。シダ植物特有の繊細な姿を持ちながら、鮮やかな色合いが鑑賞価値を高めています。湿度を好むため、テラリウムや室内の湿度管理が可能な環境で人気があり、熱帯植物として観葉植物愛好家に注目されています。

特徴

  • 茎の色:鮮やかな赤色を帯びており、緑色の葉とのコントラストが非常に美しいです。この赤色が名前の由来となっています。
  • 葉の質感:シダ植物らしく、柔らかで細かい葉を持っており、光の加減で葉が輝くような質感を楽しめます。
  • コンパクトなサイズ:成長が比較的ゆっくりで、背があまり高くならないため、テラリウムや小さな鉢で栽培するのに適しています。

生息地

セラギネラ・エリスロプスの原産地は、中南米の熱帯雨林です。湿度の高い森林の地表に自生しており、湿潤な環境を好みます。直射日光があまり届かない場所に自生しているため、室内の弱い光でも育つことができるのが特徴です。

育成方法

明るい間接光を好みますが、直射日光は避けるべきです。特に、テラリウム内や窓際のカーテン越しの光が理想的です。強い日差しは葉焼けを引き起こすため、室内の適度な明るさで育てます。

水やり

常に湿った状態を好みますが、過湿により根腐れを起こしやすいので、水はけの良い環境を維持します。用土やテラリウム内の湿度を高めに保ち、乾燥を防ぐため、定期的に霧吹きを使って湿度を調整することが重要です。排水性に優れたスリット鉢やプレステラがおススメです。

温度と湿度

高温多湿な環境を好みます。室内では15〜25℃の範囲が理想的で、湿度も70%以上を保つと、健康的に育てることができます。乾燥に弱いので、特に冬場は加湿器を使ったり、湿度を保てる環境を工夫することが大切です。

肥料

肥料はあまり必要としませんが、成長期である春から夏にかけて、薄めた液体肥料を2〜3ヶ月に一度与える程度で十分です。

chunsukeが活用している用土

用土の配合

水苔を使用しています。水苔は保水性が高く、根が適度な湿度を保てる環境を提供するため、湿潤な環境を好むセラギネラにとって理想的です。通気性も確保されており、根腐れのリスクを軽減できます。

増やし方

茎挿し

セラギネラは茎挿しで簡単に増やすことができます。健康な茎を選んでカットし、水苔などの湿った用土に挿して育てます。適度な湿度を保ちながら、明るい場所で管理すると、数週間で根が出て新しい株が育ちます。