
実験内容
ベンジャミン・シタシオンとガジュマル、同じイチジク属同士で接木ができるのか気になったので検証したいと思います。恐らく、世界初なのでは?そう、ただの自己満足です・・・。シタマル・・。
ベンジャミンとは・・・
ベンジャミン(学名:Ficus benjamina)は、クワ科イチジク属の非耐寒性の常緑樹。標準和名はシダレガジュマルで、学名からフィカス・ベンジャミナ、別名でベンジャミンゴム、ベンジャミンゴムノキ、シロガジュマルともよばれる。観葉植物としてもよく知られ、多くの園芸品種がある。
ガジュマルとは・・・
ガジュマル(学名:Ficus microcarpa)は、クワ科イチジク属の常緑高木で、熱帯から亜熱帯地域に広く分布しています。日本では沖縄や奄美大島などでよく見られ、観葉植物としても人気があります。
3日目の観察結果
ガジュマル(Ficus microcarpa)とベンジャミン・シタシオン(Ficus benjamina)の接木実験を行って3日が経過しました。接木は植物の育成において、異なる種の特性を組み合わせるための重要な技術です。今回は、ガジュマルの強靭な根系とベンジャミン・シタシオンの美しい葉を組み合わせることを目指しています。



外観の変化なし
接合部分に明らかな変化は見られませんでした。結合が始まる兆候は外観からは確認できませんでした。
健康状態
ベンジャミン・シタシオンは特に弱っている様子はなく、葉の色や質感も健全なままです。ガジュマルも同様に健康で、特に問題は見られませんでした。
接木から1週間後
観察結果
ガジュマルにベンジャミンを接木してから1週間が経過しました。以下に観察結果をまとめます。
1. 接合部の状態
- 接合部の癒着: 接木部分を観察したところ、接合部が癒着している様子は見られませんでした。接合面に新しい成長の兆候や融合の痕跡が見当たらず、接木が成功しているとは言い難い状態です。
2. 外観の変化
- ガジュマルの変化: ガジュマル自体には大きな変化は見られません。葉の色や形状に異常はなく、健康な状態を保っています。
- ベンジャミンの変化: ベンジャミンの接木部分に変色や枯れの兆候が見られました。特に、接木された枝先の葉がしおれ始めており、活力を失っているようです。



結論
接木してから1週間が経過しましたが、現在のところ接合部が癒着している様子は確認できません。以下の点から、接木は恐らく失敗している可能性が高いと考えられます
- 接合部の非癒着: 新しい組織の成長や癒着の兆候が見られない。
- ベンジャミンのしおれ: ベンジャミンの接木部分の健康状態が悪化している。
考えられる原因
- 接木の技術: 接木時に適切な方法を使用しなかった可能性があります。例えば、切り口が適切でなかったり、接合部がしっかりと固定されていなかった可能性が考えられます。
- 環境条件: 温度、湿度、光などの環境条件が接木に適していなかった可能性もあります。
今後の対応
接木が成功しなかった場合、以下の対応を検討する必要があります:
- 再度の接木: 接木の方法や環境条件を再評価し、改めて接木を試みる。
- 別の方法での繁殖: 挿し木や他の繁殖方法を検討する。
- 引き続き様子を見る